私がカネデンを創業した当初はいわゆる1人親方（個人事業主）に近い形でビジネスを始めました。

手に職もあり、1人で食べていくには決して困らないけれど、「もし、体調を崩したら？」「もし、取引先との関係性が途絶えたら？」と不安を抱くことは頻繁にありました。

現在は順調に拡大し、上場企業や大手企業との取引が増え、事業は安定してきました。

事業拡大に応じて社員が増えると1人で事業をしていた頃のような不安は少し和らぎましたが、一方で社員を守らなければならないという思いが強くなりました。

私たちが大切にしている社是の1つに「皆に笑顔を幸せを」というものがあります。

社是を実現するためには顧客との信頼関係、協力会社との信頼関係、そして事業を通じた社会への貢献が必要です。

顧客や協力会社との信頼を築く上で個人がスキルアップすることは重要な要素の1つだと考えています。

そこで、当社では資格の取得を推進し、個人のスキルアップに対して積極的な投資を行っています。

それは企業として成長していくために必要なことでもありますが、同時に万が一、1人で生きることになっても困らない能力を身に付けて欲しいという気持ちからです。

個人がスキルを高め企業として成長していくことは、そのまま仲間や関係者の幸せに繋がっていきます。

仲間のため、自分のために努力を惜しまない人、あるいは誰かの幸せのために頑張ることができる人と出会えることを期待しています。